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バースデーケーキを手にしたなべちゃんと、服部夏樹、川口義之、大熊ワタル、みわぞう、の、ジンタらムータ
[link:105] 2005/12/19(mon) 16:03
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で、きのうはそのまま下北沢Lady Janeで、佐藤芳明氏と大熊さんのDUO、数時間前にそれぞれの家に戻った服部くんとなべちゃんもまた観に来たりして、やっと旅が終わった感じでした。
バタバタと慌ただしく事が運んでいく様子につきあってくださった皆さん、ありがとうございました&おつかれさまでしたー。
今週ほど急な展開があったことはかつてありませんでしたが、そのわりにいい演奏ができたのは、この美濃という場所自体が持つパワーにちがいないです。
途中、私は1曲お休みだったので、ステージの真裏のベンチで腰をおろしていたところ、ちょっと言葉にしづらいのですが、パワフルでポジティブで温かい、巨大な気の塊というようなものを一身に感じ、見上げた空からは満ち満ちたお月様が煌々と光を注いでくれて、一気に感激の波が押し寄せてきました。
ここは反ダム闘争で知られている町ゆえに、大熊さんの強い希望で「不屈の民」も演奏、もはやここで演らずにどこで演る、という訳ですが、この曲を美濃に捧げる、と言いつつ、実際には美濃から、不屈の魂のあるべき姿勢、といったようなものを教えてもらいました。それは太鼓を叩きながらのほんの数分間のことだったのですが、すごかったの、反応してくるパワーが。こう、浮世絵の大波みたいなのが、うわあーっ、って覆い被さってくるような、ものすごいものが地面から空から四方から遠くの山々から、お客さんたちと一体になって、強烈に伝わってきたんです。しかもそれは限りなくピュアで温かいの。
わりとあっさり屈しやすい私にとっては(笑)、やっと「不屈の民」がちゃんと演奏できるよう、扉を開けてもらった気がします。
と、ほんのわずかな滞在ながら、まだまだ書き足りない感動巨編な旅だったのですが、ほとんどの時間は笑いながら過ぎていったためお笑い巨編でもあり、その中で旅の達人川口義之氏も合流し(笑)、檳榔姉妹誕生の国ゆえにlow level,high tensionも加速しながらアーティスト写真の撮影もしたり(カメラマンは大熊さん(笑))、そしてライヴ当日はなんと、トロンボーンのなべちゃんこと渡辺明子さんのお誕生日だったりで、こういう写真が撮れました!なべちゃん、お誕生日おめでとう!!!
というわけで、ひとまずただいまのお知らせでしたー。