こぐれみわぞうのプチ日記


2006/08/08(tue)この蝉、秋に飛び立ちます!

シカラムータの初の公式ライヴ盤『生蝉/NAMAZEMI』のマスタリングを手がけてくださっている高橋健太郎さんから、1stマスターをいただいてまいりました。

そしてただいま、ひととおり聴き終えたのですが・・・・・・・


手前味噌で恐縮ですが・・・・・・


シカラムータって・・・・・・・


素晴らしいーーーーーーっ!!!!!!



そう、わたし、シカラムータの、大大大ファンだったんです!!!

95年に「大熊亘ユニット」を初めて聴いて、すっかり惚れ込み、
マネジメントさせていただくようになり、
その後、ステージにまで上げていただくようになってから、
客席でお客さんとして楽しむことから遠ざかっていたのですが、
ああ、なんて素晴らしいの、シカラムータのライヴ!

なにがすごいって、参加してくださっているミュージシャン方の音のきわだち方がハンパじゃないのね!
そりゃそうです。
皆さんそれぞれが、いちジャンルになり得るほどの豊かな音楽性と、
それぞれにしか出せない音色を兼ね備えているんですもんね。


ああ、わたしも客席で楽しみたいっ!!!

『平和に生きる権利』を、客席でも一緒に歌ってくださっているのを聴きながら、つくづく思います!

もう、自画自賛になってもいいや。
ホントに素敵なんだもの、このライヴ盤。


さあ、そろそろ地中から飛び出す頃でしょ、シカラムータ。
土の中から勢いよく飛び出すには、
皆さんのお手を拝借して掘り起こしていただいて、
皆さんに上手におだててもらえるだけでも、
自分たちじゃ予測できないほど高いところまで飛び出していけそうです。
ぜひ、このムーブメント(になるか?!)のひとかどを担って頂いて、
あとあと、

「シカラムータって、ずいぶん前から知ってたぜ」

とか

「このライヴ、観に行ってたぜ」

とか

「大熊さんのMCって、わりとふつうのテンションなんだぜ」

みたいな、ちょっと楽しい気分を味わってもらえたら、
わたしたちも嬉しい限りです(笑)。


このライヴ盤はね、本当の意味で、みんなで作ったライヴ盤だからね。


来て下さった皆さんはもちろん、
来られなくとも心を寄せてくださった皆さん、
それぞれのカタチで支えてくださった皆さんと一緒に、
大事に大事に作り上げる宝物です!


末広がりなおめでたい日に・・・・・・。

[link:122] 2006/08/09(wed) 01:13


2006/08/10(thu)春に咲いた花が

秋に実をつけることの喜びを、今年は強烈にかみしめています。

昨日、高橋健太郎さんによるマスタリングが無事に終わりました。
さぞ扱いづらかったことでしょうに、
健太郎さんの手によって見事にまとめあげられたシカラムータは、
実に強烈な響きを増していました!
健太郎さん、さすがです!
本当にありがとうございました!!

それにしてもこんなに大玉で、
質の高い、うまみの詰まった実が成るとは・・・!


ライヴ盤は、得てして大きなセールス展開をしないもののようですが、
シカラムータの場合は、ライヴ盤こそ出すべきだったのだと確信するほど、
シカラムータの一番おいしい部分をグッととらえて、
ぎゅっと凝縮させて閉じ込めることができました。
私たちにとって最高のアルバムです。


そもそも、この春のツアーの東京公演で、
中島古英さんに初めて撮影に入っていただき、
後日、できあがった写真を拝見した際、
春に咲かせた花は散って終わっただけじゃないことを感じました。
そこから一気にライヴ盤の製作が具体的に進み始めたわけです。

また、春ツアーのフライヤーやTシャツで、
シカラムータ版鳥獣戯画を描いてくださった水墨画家の柏原晋平氏は、
今回、ライヴ盤のタイトル「生蝉」を、
実にBINGO!な佇まいの書に、書き上げてくださいました。
この題字が絶妙な効果を与えてくれています。

そして、長くおつきあいくださっているデザイナーの坂村健次氏は、
もはやなにひとつ言わずとも、
こちらのほしいもの、そのときどきに必要なものを、
ずばり目の前に提示してくださり、
そのセンスの素晴らしさと、感性の共通点たるや、
毎回、深い感動をおぼえるほどです。

ほかにもまだまだたくさんの、有機的につながっていったご縁があります。
ウチはまだ、ご縁で円を呼べていないのですが(苦笑)、
円では呼び寄せられない、それ以上に素晴らしい、
豊かな感性と温かい心を持った人々とのご縁には、
つくづく恵まれています。

いまこうして、たくさんの皆さんに支えられて、
生かされている実感でいっぱいです。
マスターをずっと、延々繰り返し聴きながら、
あまりに嬉しくて、ありがたくて、
コント並みに号泣することもしばしばです(苦笑)。
どうしてそれほどまでに幸せを感じさせてくれるのかといえば、
もちろんそれは、みんなで、数え切れないほどたくさんの皆さんと共に、
作り上げてきた結晶だからだと思っています。

それからね、やはりですね、大熊さんのクラリネットがあったかいんですね。
癒しだ、ヒーリングだ、などと、
お決まりのぼんやりした音楽が重用されていますが、
この音色こそ、傷ついたハートを、傷つけられた地球を、
根本から癒してくれるんじゃないかとさえ思えます。

ちなみに、大熊さんが話すのを聞いているだけで、
アタマがボヤーっとしてきて、あっという間に眠くなります(笑)。
ん?ヒーリングじゃなくて、催眠か?!



皆さんへの「ありがとう」の気持ちは、ライヴで精一杯お伝えしたいと思っています!
ぜひ皆さん、「ありがとう」を言われに(笑)おでかけください!

近日、『生蝉』のジャケもお披露目しますので、どうぞお楽しみにお待ちください!

本当にありがとうございます!
涙!!!朝からまた号泣!!!ううっ。

[link:123] 2006/08/11(fri) 10:17


2006/08/20(sun)親子三代夏祭り

20日日曜日は、地元千葉でのお祭りに出演。
しかも「檳榔姉妹」名義でした(笑)。

檳榔姉妹は、昨夏のKUMA ROCK FESの出演以来。
それ以外には檳榔の名前でライヴをしていないことを思うと、
次回はまた来年、夏、 更にデカい規模のフェスってことになるのか?!(笑)

ところでこの、千葉で30年以上続いている「親子三代夏祭り」は、
歌詞にもある「♪親は子を連れ、子は孫を連れ」のとおり、
祖父母や親に連れられて遊びにきていたたくさんの思い出があり、
夜に延々と街中に流れる、都はるみが唄う「千葉踊り」の、
「♪やっさほっさ、やっさほっさ、よいよいよいやさ」が聞こえると、
自然とからだが動いてしまうくらい、実に馴染みの深いお祭り。

小学校のブラスバンドでは、昼間にパレードをしたり、
町内のこども神輿でもパレードコースを担いで歩いたりしたお祭りに、
今年は、檳榔姉妹+大熊さんで、まずは昼間のパレード練り歩き。

ところがこのパレード、びっくりするくらい速くて(笑)、ぜんぜんパレードにならず、そのうちスタッフが、
「走れ、走れー!」
と急かす始末(笑)。
でも、すぐ前には、お神楽芸のパフォーマーさんがいらして、時折一緒にパフォーマンスができたのはよかった。

その後は適宜、ストリートパフォーマンスを、とのことだったものの、あまりの暑さと、特に適した場所もなかったため、
軽く歩きながら演奏して、控え室でゆっくり休ませてもらった。
3時間以上の休憩時間も、なべちゃんがいてくれたおかげで、
まったく飽きることがないどころか、 休憩にならないくらいはしゃいだりして(笑)、
結局、これといったMCも考えつくことなく(苦笑)、 6時過ぎからの中央公園ステージでの演奏に突入。

ステージでは、サフィちゃん&ダンス教室の生徒さんたちの華やかさと、
タブラクワイエサの上田さん、空中紳士くんの太鼓に支えられて、なかなか楽しい演奏ができましたー。
特にこのときは、フロアタムが気持ちよく響いてくれて、野外での演奏がかなり気持ちよかった。

で、地元ということで、ウチの親戚たちも客席に(笑)。
普段は、私の仕事がどんなものなのか、なかなかわかりにくいようで、ビミョーな様子でしたが(笑)、
やはり百聞は一見にしかずか、楽しんでくれたようで安心しました。

今回ご一緒いただいた皆さんおひとりおひとりのおかげで、なかなか華やかで充実したステージができました。
あらためて、素敵な土地に生まれて育つことができたと、感謝しています。

皆さん、本当にありがとうございました!

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[link:124] 2006/08/21(mon) 23:28


2006/12/12(tue)大シカラムータの年越さNIGHT2006、大成功!

秋の一連のツアーやら、台湾公演など、書きどころ満載な日々が続いていましたが、
ここの日記を書きそびれていましたー。

で、まずは、つい最近の年越さナイトから!



大シカラムータ@初台DOORSにご来場くださった皆さん、
歳の瀬でお忙しかったでしょうに、
しかも平日だったにもかかわらず遊びに来てくださり、
本当にありがとうございました!
たくさんの皆さんがうまいこと盛り上げてくださったおかげで、
私たちもいい年越さNIGHTを過ごすことができましたー。

二大ドラマーによるツインドラム、
同じくリズム隊である私にとっては特に、
刺激的で楽しくてたまりませんでした。

ちなみに外山さんが、ご自分のモニターに、
「チンドンください」
と幾たびか言ってくださっていたのが、嬉しかったです(笑)。

メンバーはそれぞれ皆がいちジャンルと言えるくらいの顔ぶれで、
そんな方々が同じ方向を向いて音を重ね合わせるのですから、
もう、すごいとしか言いようがありませんでした。

そして、キャラバンテント女子部のお三方が、
見応えある素敵なダンスを、阿吽の呼吸で見せてくれたうえ、
ドリフ味もまじえて(笑)上手に盛り上げてくださったおかげで、
客席との距離がグッと縮まって、
とっても心地のよい、いい空間になりました。


秋の時点では、年末はみんなのスケジュールがなかなか合わず、
シカラムータとしても、ジンタらムータとしても、
ライヴはもう組めないものとあきらめていたのですが、
調整できる範囲でなにかしらやってみようと試みたところ、
メンバーがたもうまく調整してくださったうえ、
日にちが迫っていたもののDOORSが運良く空いていて、
結局フタを開けてみたら、こんなに豪華な顔ぶれで集結できる、
ということになったわけでした。
そんなふうにして組んだライヴが、
こんなにも素敵なものになるとは・・・。


今年もあいかわらず皆さんにお世話になりっぱなしでしたが、
皆さんのあったかい応援のおかげで、
またもや素晴らしい1年となりました!

いつもいい思いをさせてくれて、本当にありがとうございます!
みーんなが良いお年を迎えられるよう、心から祈っています!

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満員のお客さんがたと、余人を持って代え難いメンバーたち!
最高の歳納め、ありがとうございました!

[link:125] 2006/12/14(thu) 12:38


2007/01/01(mon)新春祝いのごあいさつ

皆さん、あけましておめでとうございます!

昨年もいろいろと皆さんにはお世話になりました。
お力添えくださったり、応援してくださったり、
盛り上げてくださったり、楽しませてくださったり、
という方々はもちろんのこと、
お会いできずにお互いそれぞれに1年を過ごした方々も、
面識すらないがゆえに関わりあうこともなかった方々も、
皆さんがそれぞれに、それぞれの場所で、
それぞれの役割を生きてくださったおかげで、
私も自分なりの1年を過ごさせてもらいました!
皆さんに感謝しています。
ありがとうございました!

今年、お目にかかれる方々には、元気で幸せな顔を見せてもらいたいし、
それが叶わない方々にも、元気で楽しく過ごしていてほしい、
そう切に願いながら、ただいま、
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴きながら、
新年を迎えてすがすがしい気分に浸ってます。


大晦日は大掃除の大詰めであっという間にお夕飯の時間になり、
近所の石臼挽き蕎麦屋さんで予約しておいた年越し蕎麦を堪能、
その後、OZMAの出番までに2006年の疲れをお風呂で癒し、
OZMAが紅白でもノビノビと飛ぶ姿に、新年の抱負が早々に決まり(笑)、
0:00ちょうどに煎れた福茶をおいしくいただいて、
母方の祖父が愛飲していた岩手の酔仙の純米酒で祝い清めしながら、
板わさと鮎の甘露煮、かぶのお漬物に舌鼓、
元旦の朝は少し早起きをして、
ディズニーのマダムポット(だっけ?)でお屠蘇をいただき、
おせちとお雑煮で新年初めの腹ごしらえ、
2007年最初の、お塩とお酒で清めた朝風呂に入り、
その後実家に移動、
という感じで過ごしておりました。

お!日記らしい感じではないか!
元日から順調だ!
幸先よし!

実家に行く前に、氏神様にお参りに行ってみたら、
普段は閑散とした、ちょっと寂れた感じの天満宮様が、
鳥居の外まで長蛇の列を作っていてびっくり。
でも、すごく静かで、参拝客の皆さんも静かで落ち着いた雰囲気で、
とても良い感じでしたが、時間がなかったため、日を改めることに。
私は毎年、産土神様に一番先にお参りに行っているので、
もしかしたら天満宮の神様が気を利かせて、
今年もそうするように仕向けてくださったにちがいない!

お!ちょうど、ラデツキー行進曲が流れてきた!
手拍子しなくちゃ!


それでは今年も、どうぞよろしくお願いいたします!
皆さんにたくさんの幸せが訪れ、心から楽しめる、
充実した素敵な1年となりますよう、祈っています!
遠慮なんかしないで、皆さん、とことん幸せになってくださいね!

(きゃー!ウィーンフィルが終わったと思ったら、
 レハールの「君はわが心のすべて」が流れてる!
 なんか今年は風向きがいい感じだ!)

[link:126] 2007/02/11(sun) 19:55

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