こぐれみわぞうのプチ日記:2005-05-15


2005/05/15(sun)至福の一日

トップページに写真を載せてありますが、「東京チンドンvol.1」でもおなじみの高田演芸宣伝社さんが、長野県佐久市臼田の「小満祭」に登場、今回は大熊ワタルさん、中尾勘二さんと一緒に、なんとみわぞうもご一緒させてもらいました!

大熊さん運転の車で中尾さんと3人で行ったのですが、往きの朝は途中、雨が時折降り、山中ではどしゃぶりで、控え室の旅館に着いたときもまだ小雨がぱらつき、雲も重かったのですが、始める時間の少し前から雨があがり、晴れ間も出てきて、すっかりお天気に。午前中は汗をかくほどの日差しの中で、ぐるりとひと回りしました。
その後、旅館に戻ってお昼をいただいていると、あっという間に雷雨に。このまま午後は降るかと思いきや、始める時間にはまたすっかり晴れて青空に。なんだかチンドンを歓迎してくれているようなタイミングのお天気でした。お天道様もチンドン見たかったのかなあ。でもね、それくらい素晴らしいんです!

以前、見学したことはあったのですが、ご一緒させていただいたのは今回がはじめて!
3人姉妹+お嫁さんによる強烈なグルーヴはもうとにかく見事で圧倒されまくり!
そこに大熊さん、中尾さんに、高田演芸宣伝社さんの三男・実さんという3管態勢!
こんなにすごい顔ぶれで、しかも極上なビートに、ゴロスで混ざれるのか不安で不安で、前日まで緊張しっぱなしだったのですが、いざ演奏が始まると、ちょっとやそっとじゃグラつくことなんかない、鋼のような強さをたたえたいぶし銀のビートが刻まれて、すっかり安心!
叩きながらもその極上ビートにずーっとトリップさせられました。
ホントに最高の一日!生きててよかった!出会えてよかった!しかも一緒に演奏させてもらえたなんて幸せのピーク!

今日一日のこの経験で、チンドン叩く意識が根本から完全に変わりました。

あらためて、高田演芸宣伝社さんをはじめ、全国のチンドン屋さんに最大級のリスペクト!

94.jpg 320×550 (original size)

着物は高田家からお借りしました
年代ものの踊り用の衣装だそうで、柄の部分はすべてみごとな刺繍なのです!
そういえば、着物を人に借りたり勧められるとき、必ず紫のものだったりするなあ。なんでだろう。

[link:94] 2005/05/17(tue) 09:26